確実な777を探している。
Youtubeを開くとあなたへのオススメがパチスロ関連のものばかりになる。
少し前に動画を漁っていたのが原因だろう。
「ゴーゴージャグラー 勝ち方」
「遠隔操作 存在」
「設定6 見分け方」
「回収日 いつ」
など最早都市伝説と言えるものに答えを求めている。
立派な養分だ。
実際パチスロを職業にしている人がいるのだから運だけではないのは確かなのだが。
結局、リールを見ながら神に祈る事しかできないワイのような餌達は一生オカルト的発想に背中を押されて店に足を運ぶ。
情報で戦う時代だと分かっていながら。
打つ前から勝敗は決まっているのだ。
事前の台選び
ワイがよく行く某大型チェーン店はスマホのアプリで台毎に1週間分の出玉情報やグラフを確認する事ができる。
「今日はいっぱい出たから明日はきっと出ないだろうな」
「この台は角の台だからやっぱり遊ばせてくれるのか?」
「うわ、20万勝ちしてる人いるな、キメェ!!」
程度にしか使っていない。
見方を教えてくんさい。
他のホールはわざわざ足を運んで調べなければいけないので面倒くさい。
まぁひきこもりクソニートのワイはいくらでも行けるのだが。
見方わからんので諦めている。
しかし世の中に貢献している働く偉い人たちにはそうそうできる事ではない。
となるとやはり運任せの人が多くなるのも納得できる、仕方のない問題なのかも知れない。
少ない時間でしっかり台を選ぶ人たちは本当に尊敬している。
運で遊んでいる人たちも勝手ながら仲間とみなして心持ちは肩を組んで励まし合うような存在になっている。
それっぽいアドバイスが出来たら有益なブログになるのだが何も知識がないワイはおまいらを励ますことしかできない。
頑張ってくれ。泡銭で美味いもんでも食おうや。
その他
⑴田舎のパチ屋の駐車場は馬鹿でかい
そんなにいるのかってくらい広い。もしかして台より多いんじゃないのか?
それなのに近くのスーパーはめちゃくちゃ駐車場が狭いところがある、
生涯を遊戯に捧げた意識を持たない泥人形達の血と汗と涙の力を痛感する。
⑵店員の笑顔が凄まじい
洗っても取れなさそう。
⑶トイレ綺麗すぎ
まじ感謝。
⑷怖い人
台パン 0割1分
貧乏ゆすりをしながら打つ人 3割
舌打ちをする人 6割
アホ 10割
ワイはそんなおまいらが大好きや
今日の結果
3万入れて2万回収した。1万負け。大敗ではないが遺恨が残る結果となった。
財布の中身が中学生の頃を思い出させる。
くそ!二度とスロットなんてやるものか、今日で辞めるぞぉ!!!!
くちびるを真っ赤に膨れさせて白い息を吐く。あぁ、辛ぇ!
指に付いた液体をヌプヌプ舐める。
蒙古タンメン中本のカップラーメンは蓋の上に辛さを調整するための調味料が付いている。
それをお湯を入れ五分経った蒙古にぶち込むとたまらなくおいしい。
「メタメタにからから~」
目を ✖_✖ にして上下左右に揺れながら耐える。
なかなかに辛い、飲み物を買った方が良かったかもしれない。
しかしコンビニの外に出ている、もう一度入店するのはあまりいい考えではない。
諦めてそのまま食べることにした。
割りばしを割る。とても綺麗に割れた、今年は大吉だ。
ぐちゃぐちゃに混ぜる。
フワっと周囲2~4mに匂いのバリアが張られワイだけの世界が完成した。
「ぬはぁ~~~~」
息を吐いて冷ます。視界が真っ白になった。
これこれ、やっぱりカップラーメンと言えばこの曇りだよな。
構わずラーメンを啜る。
衝撃が走った。なんだこの味は、美味い、美味すぎる。
身体の穴という穴から美味しさを表すための汁が滲み出て、今にも足元に水たまりができようとしている。
ひたいの汁を放置してさらに啜る。
箸を動かす腕が止まらない、理性を保つための脳みそという器官は働くことを辞めた。
今宵俺は本能の赴くまま獲物を食らう捕食者へと昇華した。
ずず、ずぼぼ、ちゅぴちゅぴ!
ずず、ずぼぼ、ちゅぴちゅぴ!
ずず、ずぼぼ、ちゅぴちゅぴ!
いつの間にか麺が無くなっていた。
麺だけでは少しだけ物足りない。
もちろん汁も飲む。塩分など気にしていたらカップラーメンなんて食べていない。
ごきゅごきゅ、ずずぅ、ちゅぴ、プハー!
ごきゅごきゅ、ずずぅ、ちゅぴ、プハー!
ごきゅごきゅ、ずずぅ、ちゅぴ、プハー!
全て終わった。何事も終わりはいつだって儚い。
くちびるを真っ赤に膨れさせて白い息を吐く。あぁ。辛ぇ!
しかしこの余韻も今は心地良いものだ。
食事が完了したら颯爽と帰宅する。ごみはきちんと持ち帰ろう。
明日はきっと腹痛だ!(^^)!
蒙古タンメン中本のカップラーメンがあったかくてたまらないんだがwwwww
駐車場に車を停めて一息つく。
途中凍結した路面に命を狙われながらもなんとか辿り着くことができた。
これは・・・
覚悟を決めた者のみが許される買い物だ。
蒙古七・一一の戦い
「いらっしゃっせ〜^^」
最適化された挨拶を背に受け曇ったメガネを拭く、視界は良好だ。
店員の笑顔は本物なのか、そんな小さな疑問について考える余裕はない。
これは天命、ワイは鼻息荒く足早にカップラーメンコーナーに向かう。
立ち読みをしている男が避けるように本棚側に身を寄せる。
そんなことしなくてもワイがオタ芸で鍛えた運動能力で簡単に躱せるというのに・・・。
舌打ちのような音が聞こえた。しかしここで怯んではいられない
『あの子』を目にするまでは・・・。
何秒経っただろうか。
視線を少し上げる、『君は』突然に、そして大量にワイを待っていた。
「「「お帰りなさいませご主人様!!!」」」
声が聞こえた。
「ブヒィブヒィブヒィ!!!!!!!!!!!!!!」
たまらず両の手で強く抱きしめる。心なしか蒙古ちゃんは赤面しているような気がした。この子だけでは満足できず狂ったようにカゴに一人また一人とぶち込んでいく。
「ああああああああ会いたかったよ蒙古ちゃああああああああん♡」
そこから少しの間の記憶がない。気がついた時には外にいた。
ポケットにくしゃくしゃのレシートが入っていて、お風呂に入っている蒙古ちゃんを手に持っている。
体が徐々に冷えていく中手のひらだけは優しく暖かく、五分という永遠にも思える時間が過ぎるのを待っていた。
家族の目をかい潜り冷蔵庫からプリンを奪取するなり〜(2)
色々あってプリンを手にすることができたなり〜!
ごちつぉうつぁまでちた♡
家族の目をかい潜り冷蔵庫からプリンを奪取するなり〜(1)
一月某日、髪がテカテカのワイは冷たい床に汚い足裏を密着させ息を殺す。
ターゲットは二階の冷蔵庫に入っているプリン。
ワイは溢れ出る涎を右手で拭い音を立てないようゆっくりとドアを開ける。
子供部屋おじさん、それが世間から見たワイの印象。
何も言うことはない。ワイは全てを受け入れる。
ただ、他の奴らと一緒にして欲しくない。ワイは違うんや。
廊下に出る。冬の太陽は午前六時でもまだ眠っている。
冷たい空気が半ズボンの隙間を通ってワイの三段腹を固くする。
「メタメタに寒いなり〜」
思わず声が出てしまう、気温は0度を下回りこのままでは冷凍豚として出荷されてしまう。ってワイは豚じゃないブヒー。
一歩一歩慎重に進む。あ、四足歩行じゃないブヒよ。
ミシミシィッ__________!!!!!
ワイの体重に悲鳴をあげた床が叫ぶ。
3桁kgはまずかったか、冷や汗が垂れる。